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2015年のバーゼルワールドで、チューダーが発表したノースフラッグ。その姿は1970年代前半に製造されていたレンジャーIIにどこか似ている。しかしその名前はそれよりも前の時代の、探検や極地遠征を連想させる。チューダーはノースフラッグの関連広告におけるキャンペーンの一環として、氷に覆われた世界を旅する探検家の映像を制作した。その映像には、現代における最新の登山用道具(アイゼン、ピッケル、グレイシャーグラスなど)を身につけた探検家が、クレバス(氷河の割れ目)に懸垂下降する様子が描かれている。映像の最後、雪原に出た彼らは、何年も前に墜落したとされる4機の飛行機を発見する。
感情に訴えかけるような迫力のあるこのプロモーションムービーは、ある実話から着想を得ている。それは1952年から54年にかけて行われた“英国海軍北グリーンランド遠征探検(BNGE)”である。BNGEでは“ノースアイス”と呼ばれるキャンプ地を拠点に、25人の隊員に新しいチューダー オイスター プリンスの時計が支給された。だがその時計のほとんどは、歴史のなかで失われてしまった。しかしそのうちのひとつが現存しており、それがイギリスのとある家のキッチンの引き出しから発見されたのだ。これはデスモンド・ホマード少佐のチューダー オイスター プリンスが辿った数奇な運命の物語である。
英国海軍北グリーンランド遠征探検から帰還したデスモンド・ホマード少佐のチューダー オイスター プリンス。
1952年、英国の軍人と民間科学者たちで構成されたBNGE隊は、グリーンランドの海岸に降ろされ、そこから北緯77度の未踏の地、ドローニング・ルイーズ・ランド(Dronning Louise Land)にあるノースアイスキャンプを目指し、犬ぞりで内陸へ向かった。“ウィーゼル”と呼ばれる大型トラックをはじめとする探検隊の装備の大半は、英国空軍4機の貨物機によって内陸部に空中投下された。しかし、わずか50フィート(15m強)の低空からある貨物を投下する際、ホワイトアウトに巻き込まれ、強制的に胴体着陸を行わなければならなかった。その後3人の負傷者を含む乗員は、救助が行われるまでの2日間、大破した機体のなかに閉じ込められてしまう。
チューダー オイスター プリンスが発表されたのは、BNGEが始まったのと同じ1952年。ロレックスとチューダーのトップであるハンス・ウィルスドルフは、頑丈さを追求した新しい時計のテストに情熱を注いでいたが、同時にプロモーションによる影響力の高さも理解していた。なにしろ、1926年にロレックスの新しいオイスターケースを水泳選手のメルセデス・グライツ(Mercedes Gleitze)にわたして首にかけて、イギリスのドーバー海峡に送り出したのも彼だったからだ。チューダーはBNGEのメンバーひとりひとりに新しいオイスター プリンスを供給し、その際時計の性能について、経験談や興味深い実体験を交えたフィードバックを求めるよう依頼した。彼らはBBCが毎日放送する時報と、自身がつけている時計の精度を照らし合わせて、日々日誌をつけた。これらの日誌は、探検のあとにチューダーに渡されている。また遠征中の数年の間、チューダーは“チューダー オイスター プリンスがグリーンランドに持ち込まれる”と題した広告で、過酷な環境下での耐久性をアピールし、広告においても効果的にも活用したのである。
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オイスター プリンス Ref.7909は、日付のないシンプルで小振りな時計で、ドルフィン針、12時位置にチューダー・ローズ(小バラ)、そしてアプライドインデックスを配したホワイトダイヤルを備えていた。当時のロレックスの多くがそうであったように、この34mmのステンレススティール製オイスターケースには、華美な装飾がほとんど施されておらず、穴のあいた力強く太いラグやねじ込み式リューズを備えるなど、実用に富んだ作りとなっていた。なかにはファブリーク・エボーシュ・ドゥ・フルーリエ(FEF)のエボーシュムーブメントをチューダーがモディファイした、FEFの自動巻きCal.390を搭載した。BNGEの隊員たちは、この時計を寒冷地で着る防寒服の袖の上からつけるために、特別に長いレザーストラップを通して使用していたという。さらに、遠征による日々の仕事の時間を計るために使われていただけでなく、ウィーゼルのドライバーの航海術などでも活躍した。なぜなら、彼らの居場所が北極に近く、その影響で従来のコンパスによるナビゲーションができなかったため、時計の時刻と“太陽コンパス”の影を照らし合わせていたからだ。






















































































